8月11日から19日18時まで、クリックアンケートを利用したアンケートを取らせていただいた。
まず、最初の設問は「総選挙で投票しますか?」
結果は以下のようになった。
- 絶対投票する (52票) 63%
- たぶん投票する (20票) 24%
- たぶん投票しない (2票) 2%
- 絶対投票しない (5票) 6%
- まだ分からない (4票) 5%
アンケートに答えて下さった人だけで言えば、「絶対投票する」と「たぶん投票する」を合計して87%が投票の意志を示している。まあ、私のメルマガを購読してくれたり、こういうアンケートに対して積極的に回答しようと思う人なので当然の結果かもしれないが、ぜひ、実際の投票率もこれくらいとまでいかずとも、6割以上の有権者が投票してくれれば、と願うものだ。
さて、この設問に対するコメントボードの書きこみも紹介したい。
まず、「絶対投票しない」とした方から。
たった一票入れるためにをわざわざ会場まで出向くなんて労力の無駄。
しかも一地域の一人の人が当選したとしても世の中が変わる訳でもない。
これは民主主義ではなく、ただの労力浪費だ。
・・・今言ったことは小泉さんには内緒で。[謎美四星さん]
ここしばらくの政治状況を見ていれば、こう考える人が出てしまっても仕方がないのかもしれない。しかし、よく考えていただきたい。何万票という得票は、一票一票が積み重なって出来たものだ。従って、最近のような低投票率ではいかんともしがたいが、多くの有権者が投票行動をすることで、本当に変わるのだ。だから決して無駄ではない。逆に、このような理由で行かない人が増えれば、強い支持基盤を持つ政党――例えば創価学会を支持基盤にする公明党など――が有利になる。そして、今の政治の本当の不幸は続いてしまうのだ。それは結果的に自分にも跳ね返ってくることを忘れないで欲しい。
投票所に足を運ぶことは決して無駄ではない――マスコミや、知人などに惑わされず、自分の意志で一票を投じることが肝要だ。
そういう意味でのコメントもある。
投票率を上げないと、某宗教団体の思うつぼ。
そこをまず考えないと。[するべきさん]
一学会員として、このように思われている学会が情けないが、実際、解散後の聖教新聞、創価新報など学会機関紙に目を通せば、この選挙で自公過半数を達成するべく様々なキャンペーンを展開しているのが分かる。私は、以前よりいまの公明党は支援しない、自公政権は野に下るべきだと主張しているせいなのか、解散後も男子部などからの接触が無いのだが、先日の聖教新聞と一緒に配られた封筒内に、公明党候補、郵政民営化についての公明新聞などのコピーが入れられていた。朝日新聞の8月10日社説コピーまで入っていたのは、客観的に郵政民営化が素晴らしいことだと位置づけたいからだろうか。
一般の学会員はいろいろ勉強しているようでも、それらの多くは聖教新聞や公明新聞などといった内部で流されたものを見るのが精一杯なのだと思う。そして、それ以外の情報源としてテレビを見ればよく分からない刺客などの報道ばかり。そして、そのマスコミは小泉自民党の「郵政の賛成か、反対かを問う選挙だ」を繰り返し垂れ流している。私のように、いろいろな政党の資料を見比べたりする人は少ないのが実態だ。もちろん、そうでない人もいるとは思うが、周囲を見ているかぎり、間違いないと思う。
例えばうちに訪問してきた男子部からよく言われることに「(池田)先生がおっしゃってるのだから、その指針に沿っていこう」ということがある。私の切り返し方としては、最終的にいい方向に持っていきたいという目的は一緒でも、今の公明党支援は私は違うと考えるので支援しないということだ。これでも、最終的には「師(池田先生)と共に行こう」と締めくくられる。正直、この人たちは自分で考えることをしないのだな、と思うことがある。
仮に師匠の言うことであっても、盲目的に従うことが果たしていいのか。そもそも、政治に進出した最大の理由は政権獲りではなく、政治を監視することだったはず。それがいまでは、政権にあることが目的と化してしまった。本末転倒だ。公明党は初心に返り、創価学会は機関紙などで野党を罵倒するのは止めて欲しい。恥ずかしくて見てられないし、とても宗教者のやることとは思えないからだ。例えば今日の寸鉄には「児童手当に反対のくせに/子供手当を出せと民主党/子供騙しの真似フェスト」――寸鉄というのは、「小さな刃物で人を殺す。ごく短い言葉で人の急所をつく。」(三省堂「大辞林 第二版」)ということだが、どうだろうか。全然切れていない。「はったり特急」というブログでも触れられているのだが、公明党こそ今回は郵政民営化を大々的に掲げているが、前回選挙時のマニフェストでは触れられていなかった。はてさて、どうだろうか。
さて、話が横道にそれたのでアンケートに戻す。
こんなコメントもあった。
落としたい人にマイナス投票が出来る様にして欲しい。[Myleneさん]
マイナス投票については私も思うことがあるが、難しいことがある。これもまた、通常の投票と同じく、投票率が低ければ特定団体などを支持基盤にするところが有利になる構造は変わらないのだ。気持ちは分かるが、ここは投票率を上げることが、結果的にマイナス投票の役割を果たすのだ、ということを訴えたい。
政治に堂々と文句を言うために投票に行く。[へなへなさん]
重大なトラブルとかが起きない限りは何とか投票できればと思います。[ひろき(H.O.)さん]
このように、一票を投じるという思いを持った人が増えてくれれば、きっと何かが変わる。私はそう信じている。
この他、Chic Stoneさんから長い書き込みがあったが、これに関しては別項で触れたいと思う。
さて、引き続いて「今回の総選挙ではどの政党を支持しますか。」の結果について紹介しよう。
- 自民党(自由民主党)・郵政賛成派 (33票) 43%
- 民主党 (21票) 28%
- 共産党(日本共産党) (8票) 11%
- その他(コメントボードにお書き下さい) (5票) 7%
- 自民党(自由民主党)・郵政反対派 (4票) 5%
- 公明党 (3票) 4%
- 社民党(社会民主党) (2票) 3%
私にとって意外だったのは、自民党の郵政賛成派が43%とダントツで、2位の民主党が28%と引き離されたこと。私の意見を述べれば「民主党」だ。
ただし、興味深いのは自民・郵政賛成派と公明を合わせても47%、過半数に達していない。私としては、政権交代を望みたいところだが、実際の結果はどうなるのだろうか。
それでは、コメントボードからいくつか紹介したい。
「自民党(自由民主党)・郵政賛成派」とした方は、
小泉さんの言うことを聞かないと何されるか分からないから。[謎美四星さん]
これは案外、的を射ているのかもしれない。自由民主党という政党は、小泉純一郎という人物を総理・総裁に迎え入れた時から、本来の良さを失っていった。私でさえも認めざるをえなかった、長期政権を取れた理由――自民党は右から左まで、様々な考えの人が寄り集まった、派閥連合体である――を、ぶっ壊したからだ。そして、その完成形が今回の選挙なのかもしれない。いや、今回の選挙でも本当の意味での自民党改革にはならない。なぜなら、選挙のためだけに、自分の信念を曲げた人が大勢いると思われるから。これでは、某半島の国と同じではないか。
しかし、多くの国民はそんなところは分からない。
右翼ヒットラー小泉の言動に 惑わされないで欲しいが 所詮 12才から 少しも成長していない日本国民には やはり無理かな?[中木祥人さん]
残念ながら、私も同感だ。マスコミに躍らされたりしないで欲しいもの。特に、無所属といいながら本籍が自民党という人もいたりする。要注意だ。
この他にはこんな意見が寄せられた。
まあ、公明党(共産党)以外ならおk。[あいうさん]
ジャスコは中国と仲良しですから。
自民しか選択肢が無い。[助兵衛さん]
共産党はGIDに対して何も言わないので、社民党。[Myleneさん]
人権擁護法案反対派に投票します。
いなかったら民主党以外かな。[keiさん]
今回は野党が全部反対していますし、自動的に支持するしかないのかなと思います。[ひろき(H.O.)さん]
これらの意見では、マイナス理由から消極的支持といった形で投票政党を考えているようだが、やはり最終的にはこの意見のようにできればいいと思う。
まだ、よく物事が出尽くしていないから、推移をよく見て最終的にはいくつかの政党のマニフェストを熟読して政策をよく見て考えて決めたいです。[冷静に考えたいさん]
この選挙、非常に重要なものとなる。自公による強硬な、強権政治を進めていくのか、政官の癒着構造に染まっていない政党による政権交代をおこなうのか、その分かれ目だ。
最後に一つだけ言っておきたい。よく、民主党が政権を取っても参議院があるから法律が通らない、と自公の幹部が言っているが、それは安心してもいい。というのは、参議院は公明党が連立を組むまで、長きにわたって与野党逆転をしていたことではないか。参議院は解散がないため、一度与野党逆転すると、なかなか戻せないのだ。そういう意味では、今回の選挙で仮に野党が政権を取ったからといっても、問題はない。問題なのは、参議院を衆議院のカーボンコピーにしてしまった自民党であって、本来は参議院は良識の府であったはず。政党に縛られない参院に戻すのが先決だろう。そして私は、公明党は参院だけにして、衆院は解散し、議員はそれぞれの信念に伴って動くべきだと思う。
貴重な一票を無駄にしないためにも、これからじっくり見極める必要がある。