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教育以前の問題だ。

図書館の本、傷だらけ…「切り抜き」「線引き」横行

 各地の公立図書館で、雑誌などから写真や記事を切り取ったり、専門書に蛍光ペンで線を引いたりするなど、図書を傷つける行為が増加している。

 中には、閲覧室で堂々と雑誌を切り取り、職員から注意されると「どうしていけないの」と反論する人もいる。

 公共の財産を傷つけてはいけないという最低限のルールを破る行為の横行に、図書館側は「社会全体のモラル低下の表れでは」とため息をついている。(YOMIURI ONLINE(読売新聞))

 最近はさほど行けなくなっているのだが、私は図書館が好きだ。
 やはり、いくら本好きでも購入できるものには限度があるし、資料としては図書館を頻繁に利用している。

 しかし、前から気になっていたことがあった。

 それは、一部が切り抜かれていたり、線を引かれたりした本を見た時だ。
 図書館の本は、公共物だ。
 とにかく信じられない。
 いまもテレビで取り上げていたが、その実態はもっと酷くなっているようだ。
 個人の満足のために、他人がどうなってもいい。
 そういう考えが蔓延するかぎり、これはなくならないのだろうか。
 これは、学校教育だけの問題じゃない。
 家庭、そして地域社会の問題だろう。

 ハッキリ言って、安倍政権には教育基本法の改正以前にやることがある。
 こういうことを解決できなくて、何が「美しい国」なのだろうか。

 確かに、行きすぎた個人主義がこういう事件を生むのだろう。

 だが、安倍総理が実現しようとしていることは、果たして本当に「美しい国造り」なのか。
 「戦争を知らない」政治家の暴走を果たして止めることができるのか。
 防衛庁である以上は、総理のシビリアンコントロールを働かすことができる。しかし、防衛省に昇格することで、そのコントロールが効かなくなる恐れがあることを、安倍総理は認識しているのか。

 いかん、ずいぶん脱線してしまった。

 おそらく安倍総理はいうだろう。「こういう事件を防ぐためにも、教育基本法改正を」と。バカも休み休み言って欲しい。教育基本法を改正したからといって、こんな事件はなくならないし、いじめも、自殺も消えやしない。下手に介入することで、より酷いことだって起こるかもしれないのに。

 時間だ。図書館に行かなくては。予約していた本が入ったのだ。これには、切り抜きなどがないことを祈りつつ。

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