理解し難い内閣支持率
朝日新聞社が22、23の両日に実施した全国世論調査(電話)によると、小泉内閣の支持率は50%で、3月調査の46%より上がった。女性や若者層の支持が増えたことが大きな要因だ。一方で、新しい代表に就いた小沢氏が率いる民主党に期待する人も50%。新代表就任時の期待度としてはこれまでで最も高く、自民に対抗するしっかりした政党が必要との意識が反映しているといえそうだ。(asahi.com)
何とも信じ難い数字だ。今の小泉内閣のどこを取れば、50%の支持率が出るのだろう。この世論調査に回答した人たちは、自分たちの生活が、この内閣によってどのような方向に向かわされようとしているのか、理解しているのだろうか。それとも、この選挙に併せて頻繁に放送された、「自民党は改革政党になりました」という小泉首相のイメージ広告に惑わされているのか。
これから小泉自公連立内閣が行おうとしていることを、しっかりと監視していかなければならないだろう。支持率のみが頼みの内閣なのだから。一番いい薬は、支持率が消費税並みに落ち込むことだ。
そういえば、今回の選挙に関連して「創価学会体験記」というブログでとても驚愕すべき記事を見た。ズバリ、「千葉7区 補欠選挙」という記事なのだが、今回の補選で22日に選挙区入りした与党幹部の一人、公明党の冬柴幹事長がとんでもない訴えをしたのだ。これを報じたのは、西日本新聞だが、消される可能性があるのでそれをこちらにも書いておこう。
与党は自民党の武部勤幹事長、片山虎之助参院幹事長、公明党の冬柴鉄三幹事長が野田市でそろい踏みした。冬柴氏は「創価学会の皆さん、最後まで電話をかけて何としても勝たせてほしい」と訴えた。(西日本新聞)
なぜここで、学会員に対して訴えるのか。これは、与党の応援演説なのだから、すべての有権者に向けて訴えなければならないはず。学会員が世間から迷惑がられている行為の一つに、「選挙になると急に電話してくる知人」というケースがあるというが、それを堂々と街頭で訴えたというのだから開いた口がふさがらない。私自身は、「自分の意志で考えて投票には必ず行こう」という選挙運動しかしていないが、やはり組織ではF取りがある。私はすでに公明党に入れていないし普段から公明党に批判的なので、私の投票に行ったという報告は、数に入らないはずなのだが、もしかしたら数に入っているのかもしれない。すると、私の地区の数はおかしなことになるのだろうか。
それはともかく、この冬柴幹事長の発言が本当にあったものならば、軽率だと言わざるをえない。結局、それだけ今回の自民候補が苦しかったということだろう。実際、公明党支持者の95%は自民候補に入れたようなので、この訴えは功を奏していたのか。いずれにしろ、敗れたことにかわりはないのだが。ちなみに、昨日の聖教新聞では、今回の選挙結果は社会面に事実が淡々と述べられていた。勝利すれば、もう少し大きく扱われていたのだろうが。今日は今日で、学会のお正月として5.3を祝う記事として、丸々一面を使った、公明党元委員長・竹入氏の誹謗中傷座談会……とてもじゃないが、学会員じゃない友人に見せられない紙面なのが残念だ。だから、新聞啓蒙をしようなどと思えないのだが。
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