図書廃棄で船橋市に賠償命令
千葉県船橋市の西図書館で、司書が「新しい歴史教科書をつくる会」や関係者の著作などを勝手に廃棄処分してしまったという事件があった。確かに、図書館にはどうしても物理的な制限があるため、贈与や廃棄などの処分を行うことはある。しかし、この場合は司書の個人的な心情などから行った可能性があるとして問題になったのだ。しかも、それが特定の史観から書かれた書籍ばかりだというからなおさらだ。
そこで、表現の自由を侵害されたと「新しい歴史教科書をつくる会」と作家の井沢元彦さんら7人が市に対して慰謝料など2,400万円を求めた訴訟を起こしていた。
asahi.com: 蔵書廃棄訴訟、著者1人あたり3千円賠償命令 東京高裁 - 社会
SANSPO.COM-社会-船橋市に賠償命令…書籍廃棄で利益侵害
記事で少し差が見られるのは、賠償額が「1人あたり3,000円」というものと「計24,000円」というもの。どちらも、同じことなのだが(団体+著者7人で3,000円×8=24,000円)、書き方一つでずいぶん印象が異なるものだなぁと感じた。読売新聞では、「原告それぞれについて3000円、計2万4000円の賠償を命じた。」として併記している。
なお、この判決に関して、原告側は不服として上告するとのこと。これは、図書を捨てたということに対して懲罰にならない、という観点から。
なお、この判決には非常に関連深いと思われる産経新聞のWebページでは、これに関する記事が見当たらなかった。見落としたのかもしれないが、何故だろうか。
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