小泉政権、いや日本はどこへ向かうのか― 関岡英之 『拒否できない日本』(文春新書)
asahi.com: 参院神奈川補選、自民・川口順子氏が当選 - 政治
自民党が大勝した9月の総選挙後、初の国政選挙となった参院神奈川選挙区補選(被選挙数1)が23日投開票され、自民党新顔で前外相の川口順子氏(64)=公明党推薦=が、民主、共産両党の候補を破って初当選した。総選挙に続く勝利で、小泉首相の掲げる改革路線に弾みがつき、年末の予算編成に向けても官邸主導がより色濃くなりそうだ。しかし、投票率は32.75%にとどまり、総選挙で自民党を押し上げた無党派層の多くは棄権したとみられる。
正直、情けないですね。
自民党は、この結果を受けて、小泉政治は信任されたとほざいていますが、自民党の口だけの「改革」に惑わされた多くの有権者は、棄権しているのです。本当は、この分が野党に向かえばよかったのですが、そこまで機が熟していなかった。それらの人々は、票を投じることのむなしさまで感じたのでは無いでしょうか。
自民党が勝利して(公明党は勝利していません、むしろ負けています)、何が変わったのか。結果的に、郵政法案を通過させ、選挙の時はあえて言わないようにしていたことを次々と「改革」の名の下に進めようとしている。
ここにきて私は、一冊の本を入手しました。『拒否できない日本 アメリカの日本改造が進んでいる』(関岡英之・著、文春新書376、700円税別)です。
私がこの本の存在を知ったのは、9月16日、ZAkZAKに「ナゼ読めない…「アマゾン」で1年超も品切れの本」という記事を見てからでした。実はこれには後日談があって、確かにこの時、アマゾンでは在庫切れでマーケットプレイスのみの扱いでした。しかし、しばらくすると急にショッピングカートに入れられるようになったのです。もちろん、いまでも購入できます。これはどうしたことでしょう。このことが表立って騒がれたことで問題化したのを受けて、あわてて取り扱いを始めたのでしょうか。アマゾンも、本体はアメリカ企業。何かしら作為的なものを感じずにはいられません。
さて、ただでさえもアメリカ寄りと見られる小泉首相ですが、改めてこの本など読むと末恐ろしくなります。日本がいかにアメリカの下僕として、アメリカに都合の良い社会に変えられてきたかが分かります。そして、今後日本をどこに向かわせようとしているのか。民主党も、他の野党も、ぜひこういう点をもっと国民に明らかにして欲しいと思います。
今回の参院補選で、棄権してしまった人々が投票してくれていたら……残念でなりません。
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