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死を招いた郵政法案

自民党・永岡衆院議員が自宅で首つり自殺…

 自民党の永岡洋治衆院議員(54)=茨城7区、写真=が1日、東京都世田谷区の自宅で首つり自殺した。農水省キャリアから転身して当選2回。郵政民営化反対の亀井派だが衆院採決では賛成に回り、同派幹部は「郵政をめぐる党執行部の締め付けが一因」と指摘。一方、地元の鳥インフルエンザ問題で議連事務局長として奔走。鳥議連の会長は亀井静香氏。鳥と郵政をめぐり「派内の締め付けがあったといえばあった…」と関係者は話している。(下略) [SANSPO.COMより]

 昨日、仕事をしている最中に付けていたテレビからこのニュースが流れた時、衝撃が走った。

 ついに、死者まで出てしまった。

 私は元々、今回の郵政法案には反対である。というのも、本来、小泉首相が郵政の問題としていた「郵貯」の問題ならば、何も民営化しなくても新たな法律を作って制御すればいいだけのことだからだ。それが、何がなんでも民営化という方向に向かい、その議論内容もさっぱり見えない。議論は時間じゃない。内容だ。深い国会論議が行われれば、短い審議時間でも国民は納得できる。しかし、いまの状態はどうだ。私には納得できない。

 その中での、永岡議員の自殺。郵政反対派も、そして推進派も共に、この自殺を相手のせいだとして引き締めにかかっている。死してまで利用されるのだ。

 私は、現行の小選挙区制自体に反対なのだが、やはりその弊害が出た形だ。当人は「自民党の社員だから」と語っていたというが、これがなければ自分の意志を最後まで貫いただろう。しかし、それが出来ずに彼は、反対を唱えながら土壇場で賛成に転じた。そして――自ら首を吊って死んだ。

 いまはちょっと時間がないので詳しく考察できないが、改めてこの件に関しては書こうかと思う。とにかく一つ言えることは、小泉首相が押し進める郵政法案によって、一人の命が失われた。――それだけだ。

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