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2004年10月

人質期限切れか?

 一昨日の朝、テレビに飛び込んできた「日本人人質」事件。そこで、テロリストたちが要求したのは「48時間以内の自衛隊撤退」。それから……早くも48時間は経過した。しかし、具体的に「いつから」48時間なのかが分からない。直接、政府などに文書として声明文が送られたわけではないからだ。しかし、Webで流されてからとするならば、期限は切れたということになる。相手の要求は「自衛隊撤退」だから、その間に自衛隊が撤退しなければ、人質を殺害して、Webで公開する可能性は高い。まだ、所在すらつかめていない日本政府、すでに殺されている可能性も……

 昨日、私はこの人質について、「大人になれ」ということを書いた。それは、あまりにも軽率な行動に頭にきてのことだったが、もっと悲しいことが起きてしまった。それは、彼の、日本にいる家族に対する誹謗・中傷などである。
 前にジャーナリストたちが拘束された時も、相当なバッシングがあった。「自己責任」という言葉が独り歩きした。
 しかし、今回は私同様に頭にきた人が多かったのかもしれないが、その家族に対する誹謗・中傷は、もっと悪質だ。残念だ。

 そして人質となった香田さん。いま、どこでどうしているのか……。日本政府の、責任ある行動を切に願う。命に重い・軽いはないのだ……

(夢野の眼 in DiaryNoteに書いたものを再録しました)

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大人になれ

「止めるすべなかった」出発後ホテルから通報 邦人人質

 ヨルダン・アンマンのクリフホテルに香田さんがチェックインしたのは19日。ホテルのマネジャー、サメルさん(31)に「イラクに行って、何が起きているのかを自分の目で見たい。サマワに行きたい」と相談した。

 イラク入国に必要なビザ(査証)を持っていなかったが、審査がゆるい長距離バスで行けば入れるかも知れない。そんなことをいっていた。

 サメルさんは他の日本人客と一緒に「危ないから、やめた方がいい」と説得したが、香田さんの気は変わらなかった。
asahi.comより

 正直いって、私は驚きを隠せなかった。
 昨日の朝、日本人人質、あの悪夢が再び、という思いとともに、テレビのニュースを見ていた。しかし、そこに映し出された人質は、これまでの人質とは何かが違って見えた。
 そして、それから数時間後に新潟中越を襲った強い余震と、行方不明母子救出劇の中、この人質事件は、何となしに影が薄くなっていったのが否めない。

 小泉首相は、拉致をしたテロリストの要求「48時間以内の自衛隊撤退」をしないと明言。それはそうだろう。私は、自衛隊のイラク派遣に反対している人間なので、引き上げるにやぶさかではないが、テロに屈するのは話が違う。ここは、毅然とした対応をとって、さらに人質を救出していただきたい。日本政府の努めである。

 さて、この人質である。
 彼は旅行者だった。しかも、24歳といえば、いっぱしの大人である。それなのに彼は、ただの好奇心で、イラクへ足を運んだ。

 そんな馬鹿な。

 私には信じられなかった。
 これまでの人質は、ジャーナリストであったり、ボランティアであったり、それなりにイラクに関わりを持った人たちである。だからいいというわけではないが、まだ納得できる部分がある。
 しかし、単なる好奇心のため、しかも少ない所持金で、親切な人たちの制止も振り払っての「旅行」。
 そして、犯人グループの要求を伝えた後、「日本へ帰りたい」「すみません」。
 自分が行動することで何が起こるのか。普通に生活していても考えることだが、外国へ、しかも「治安の悪化している場所」へ行くのである。行く以上は、ニュースなども見ているはずだし、情報を収集するはずだ。平和な日本ではないのだ。何があるか分からない。なのに、彼は何も考えずに、旅に出た。

 いったいいつから、この国から「大人」が減ってしまったのだろう。

 毎年報道される、成人式での乱痴気騒ぎ。そして、とても大人の行動とは思えない、官僚や政治家などの悪行。

 たった一言、自戒の念も込めて、私は言いたい。
 「大人になれ」、と。

(「夢野の眼 in DiaryNote」に書いたものを再録しました)

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地震、イラク人質、党首討論

また、千葉県でも揺れた。というか、まだ少し揺れている感じがする。やはり、中越で震度6弱が発生していた。テレビ朝日で新・京都迷宮案内の再放送をしていたが、途中でニュースにさし変わった。この時点ではNHK以外の民放は、ドラマなどにテロップを入れた程度。しかし、いまでは8chを除いてニュースになったようだ。いったい、どこまでこの被害は進むのか。非常に不安であり、心配だ。

そして、今朝方報道されたイラクでの日本人人質。これも、48時間というタイムリミット。自衛隊撤退はない、という発表は行われたが、どうなるか。

今日は、15時から党首討論。しかし、早い行動が求められている。政府は、政治家は、素早い対応をして欲しい。これ以上のパフォーマンスはいらない。

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